切手を売る前に仕分けは必要?大量に見つかった切手の整理方法

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実家の片づけや遺品整理をしていると、アルバムや箱に入った切手が大量に見つかることがあります。

「額面ごとに分けた方がいい?」
「アルバムから取り出した方がいい?」
「使用済みの切手は捨てても大丈夫?」

このようなご相談をいただくことがあります。

結論からいうと、種類が分からない場合は、無理に仕分ける必要はありません。

古い切手や中国切手などが混ざっている可能性もありますので、価値が分からないまま捨てたり、アルバムから無理に剥がしたりせず、そのままの状態で確認することが大切です。

アルバムや袋に入った大量の切手

遺品整理などで見つかることがある大量の切手。年代や種類、保存状態によって評価が異なります。

 

切手は仕分けてから相談した方がよい?

切手が大量にある場合、すべてを額面や年代ごとに分けるのは大変な作業です。

すでに額面ごとに整理されている場合は、その状態のままで大丈夫です。

整理されていない場合も、無理に一枚ずつ仕分ける必要はありません。アルバムやファイルに入っている切手は、取り出さずにそのまま保管してください。

切手の種類が分からないまま仕分けると、確認が必要な切手を一般的な切手と一緒にしてしまうこともあります。

まずは、どのような切手が、どれくらいあるのかを確認することが大切です。


シートとバラ切手の違い

周囲の余白が残り、切手が複数枚つながっているものを、一般的に切手シートと呼びます。

一枚ずつ切り離されたものや、シートの一部が欠けたものは、バラ切手として扱われることがあります。

切手シートは、余白の部分を切ったり、折れた部分を整えたりせず、そのままの状態にしてください。

一度切り離した切手は元のシートには戻せません。保管しにくいからといって、切手を一枚ずつ切り離さないようにしましょう。

 

ファイルに保管された切手シートと小型シート

切手シートや小型シートがファイルに保管されている例。切り離したり余白を切ったりせず、そのまま保管してください。


古い切手はすべてプレミア切手?

古い切手だからといって、すべてに高い価値があるわけではありません。

切手の評価は、発行された年代、種類、保存状態、シートかバラか、未使用か使用済みかなどによって異なります。

一方で、昭和30年以前に発行された日本切手の中には、個別の確認が必要なものがあります。

見返り美人、月に雁、手彫切手など、一般的な記念切手とは評価方法が異なる切手もあります。

「古くて汚れているから価値がない」と、ご自身だけで判断して処分しないことが大切です。

アルバムに整理された古い日本切手

古い日本切手がまとめられたアルバム。昭和30年以前の切手には、個別の確認が必要なものがあります。


中国切手が混ざっていないか確認してください

大量の切手の中に、漢字が書かれた外国切手が混ざっていることがあります。

特に「中国人民郵政」と書かれた切手や、中国の文化大革命期に発行された切手の中には、プレミア価値が認められるものがあります。

一方、「中華民国郵票」と書かれた台湾切手など、見た目が似ていても評価が異なるものがあります。

中国切手かどうか分からない場合も、無理に見分ける必要はありません。海外の切手が入ったアルバムや袋があれば、そのまま一緒に確認してください。

中国切手と小型シートのコレクション

中国切手や小型シートがまとめて保管されている例。発行年代や種類によって評価が異なります。

外国切手と一緒に保管されていることもあるため、処分せず確認してください。


使用済み切手は捨ててもよい?

消印が押された使用済み切手は、比較的新しいものを中心に、現在の市場では高い評価になりにくいものが多くあります。

ただし、戦前に発行された切手や古い消印が押されたものなど、個別の確認が必要な場合もあります。

封筒に貼られた切手は、消印や封筒全体が確認の対象になることがあります。切手だけを剥がしたり、封筒を切ったりせず、そのまま残しておいてください。


切手を傷めない保管方法

切手は湿気や水分に弱く、濡れると切手同士が貼り付くことがあります。

切手を保管するときは、次の点に注意してください。

  • 直射日光や湿気の多い場所を避ける
  • アルバムや袋から無理に取り出さない
  • 切手を折ったり切り離したりしない
  • 貼り付いた切手を無理に剥がさない
  • セロハンテープやのりを使用しない

カビや強い湿気があるものは、ほかの切手へ広がらないように分けて保管してください。


相談するときは、どのような写真を撮ればよい?

切手について相談する場合は、次の写真があると内容を確認しやすくなります。

  • 切手全体が分かる写真
  • アルバムを数ページ撮影した写真
  • 古そうな切手を近くから撮った写真
  • シートとバラの割合が分かる写真
  • 全体のおおよその量が分かる写真

大量にある場合は、すべてを一枚ずつ撮影する必要はありません。

まずはアルバムの冊数や箱の数、代表的な切手が分かる写真を用意してください。


まとめ

大量の切手が見つかった場合、種類が分からなければ無理に仕分ける必要はありません。

アルバムから取り出したり、シートを切り離したりせず、見つかった状態のまま保管してください。

昭和30年以前の日本切手、中国の文化大革命期に発行された切手、戦前の使用済み切手など、個別の確認が必要なものが混ざっている可能性もあります。

価値が分からず処分に困ったときは、まずは全体の量と代表的な切手が分かる写真を撮り、切手を専門に扱う買取店へ相談することをおすすめします。

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